女心と秋の空とうろこ雲 [雑談ネタ#185]

「女心と秋の空」と言われるのは、秋雨前線と移動性高気圧に原因がある。
9月は秋雨前線や台風による雨が多い。移動性高気圧に覆われると晴れるが、この高気圧は周期的にやってくるので、そのたびに天気も変わるというわけ。

それから「秋の空が高い」と言われるのは、空気が乾いているからだ。
“天高く馬肥ゆる秋”という言葉で語られることが多い秋。夏に比べて空気に含まれる水蒸気の量が少なくなるため、視界が良くなり、空の色も鮮やかに見える。

また、秋を象徴するうろこ雲は、実際には他の季節にも発生しているのだが、上空5〜15kmという高い所にできるため、空気が澄んでいる秋以外の季節にはなかなか見られない。